転勤族の恋人と結婚したらどうなる?

キャリア

「もし、転勤がなかったら—」

これは、転勤族の恋人と将来を考え始めたときに、何度も頭に浮かんだフレーズです。
好きな人とずっと一緒にいられる未来を想像したいのに、「3年に一度は引越し」なんて現実が目の前にあると、つい足がすくんでしまいます。

でも、不安を感じるのは当然のこと。
今回は、転勤族の彼との結婚を考えたときに私が調べたり、悩んだりしたことを「生活」「引越し」「子育て」という3つのテーマでまとめてみました。未来の自分のためにも、同じように悩んでいる誰かの参考になればうれしいです。


生活スタイル:自分の仕事・キャリアはどうする?

転勤族と結婚することで一番気になるのは、「自分の仕事をどうするか」でした。

彼が転勤になれば、基本的には家族も一緒に動くことになります。
でも、私は今の仕事にやりがいを感じていて、「はい、じゃあ辞めてついていきます」と即答できるほど単純ではありませんでした。

調べてみると、転勤族のパートナーのうち**半数以上が「転勤を理由に退職」**しているというデータも(※参考:転勤族妻アンケート/tenkin-info.com)。
中には、再就職を繰り返すたびにスキルやキャリアに自信を持てなくなってしまったという声もありました。

一方で、「単身赴任を選ぶ」「週末婚スタイルをとる」「リモートワークで継続就業する」など、最近は夫婦のかたちも柔軟になってきているようです。

まずはお互いのキャリアの優先度や、働き方の可能性について、早い段階で話し合っておくことが大切だと感じました。


引越し:3年に1度のペースで全国移動?

「結婚=拠点をつくる」というイメージがある方にとっては、転勤族との結婚は大きなギャップがあるかもしれません。

全国転勤のある企業では2~4年に一度のペースで転勤があるのが一般的。新居の準備、手続き、引越し費用…そのたびにバタバタするのかと思うと、正直、気が重くなりました。

ただ、企業によっては「引越し代・住宅補助・手当」がしっかり出るケースもあるようです。
また、子育て期などには希望を出して転勤を抑える制度を設けている会社もあるとのこと。これは確認しておきたいポイントだと感じました。

私自身は、頻繁な引越しをポジティブにとらえるのが苦手なタイプなので、「転勤中のサポート体制」「拠点を持つタイミング」などはしっかり擦り合わせておきたいと思っています。


👶 3. 子育て:転勤が、家族の形にどう影響する?

子どもが生まれたあと、転勤がある生活ってどんな感じなんだろう?

そう思って調べてみると、「子どもの転校が多くて可哀想だった」「友だちができてもすぐ離れるのがつらかった」という声がありました。
特に小学生以降の転校は、子どもの精神的なストレスになることも。地域や自治体によって教育環境も大きく異なるため、環境の変化に敏感な子にはサポートが欠かせません。

また、ワンオペ育児になりやすいという面も。転勤先で頼れる人がいないと、育児の負担はすべて自分にかかってきます。
一方で、「いろんな土地で暮らせたのが楽しかった」「家族で引越しするたびに絆が深まった」という前向きな声もありました。

将来を考えるなら、「どんな地域なら暮らしやすそうか?」「子育てサポートがある場所か?」「転勤先に頼れるネットワークを持てるか?」など、長期的な視点で暮らしの設計図を描くことが必要なのだと思います。


おわりに:不安は、”知ること”で小さくなる

転勤族の恋人と将来を考えると、不安がないとは言えません。
でも、不安を漠然としたままにしておくより、「どんなことが起こりうるか」を知って、「じゃあどうする?」と具体的に話せるようになったことは、私にとって大きな変化でした。

きっと正解なんてないけれど、「一緒に悩める」関係でいられることが何よりの安心なのかもしれません。

これからも、こうして調べたり、考えたりしたことを少しずつ記録していきます。
この記事が、同じように「転勤族との未来」を考えている方の参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました